WordPressサイトの表示速度を計測する方法とよくある原因5つ

「WordPressサイトの表示が遅い気がする」── そんな漠然とした不安を、具体的な数値で確認する方法があります。Googleが提供する無料ツール「PageSpeed Insights」です。本記事では、その見方と、よくある原因について解説します。
PageSpeed Insights とは
Googleが提供する無料の表示速度計測ツールです。サイトURLを入力するだけで、モバイル・PCそれぞれのスコアと、改善すべき項目が表示されます。
URLは https://pagespeed.web.dev/ です。Google検索で「PageSpeed Insights」と検索しても同じページに到達できます。
スコアの目安
- 90〜100(緑):良好。多くの場合これ以上のチューニングは不要
- 50〜89(オレンジ):要改善。ユーザー体験に影響が出ている可能性
- 0〜49(赤):深刻。離脱率の悪化・検索順位への影響が懸念される
とくに重要なのが「モバイル」スコアです。スマートフォンからのアクセスが多い昨今、モバイルでの表示速度はSEOにもユーザー満足度にも直結します。
WordPressサイトが遅くなる主な原因5つ
1. 画像のサイズが大きすぎる
デジカメやスマホで撮った写真をそのままアップロードすると、1枚で数MBになることがあります。WebPフォーマットへの変換と、表示サイズに合わせたリサイズで大幅に改善できます。
2. プラグインが多すぎる
プラグインの数が多いほど、読み込まれるCSS・JavaScriptが増え、サイトが重くなります。「あれば便利かも」で入れた使っていないプラグインは思い切って削除しましょう。
3. キャッシュが設定されていない
キャッシュとは、一度生成したページを再利用する仕組みです。WP Fastest CacheなどのキャッシュプラグインでHTMLキャッシュを有効にするだけで、表示速度が劇的に改善することがあります。
4. テーマが重い
多機能な海外テーマは、見た目は良くても表示が重いケースが多いです。BtoBサイトであればLightningやSWELLなど、国産で軽量なテーマが選択肢に入ります。
5. 外部サービスの読み込み
埋め込みYouTube動画、SNSウィジェット、チャットツールなど、外部サービスを読み込むほどサイトは重くなります。必要性を見極めて取捨選択しましょう。
改善のステップ
- PageSpeed Insights で現状スコアを記録
- 「改善できる項目」セクションに目を通す
- 画像最適化・キャッシュ・不要プラグイン整理から着手
- 変更後、再度計測してスコアの変化を確認
表示速度の改善は「これを直せば全部解決」というものではなく、複数の要因が絡みます。WordPressドクターでは、サイトの状態に合わせた改善を検証環境で安全に実施します。「自社サイト、何点だろう?」と気になった方は、まずはPageSpeed Insightsで計測してみてください。
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